サルも木からスベる⁉︎
「百日紅」そのまま読んだら「ひゃくにちこう」又は「ひゃくにちくれない」。
でも私は知っている、これはあの木の名前。
‥‥‥出てこない(泣)
いわゆるド忘れです。焦ればますます答えは遠のいていきます。
うーん、うーん‥‥‥。
長いこと出てこないと、もうあの植物が正解なのか、自信もなくなってきました。
百日‥?長い間咲くってことでしょ?ということは、ホームセンターや花屋でよく見かけるアレでしょうか?
‥いや!あれは「日々草(にちにちそう)」でした。奇跡的に思い出しました!
じゃあ本題に戻って‥もうド忘れは仕方ないのでヒント1。
「○○○○り」
ハイハイ!思い出しました!
「さるすべり」です!
正解!
昭和時代のお家のお庭でよく見かける木です。初夏に濃いピンク色の花が、夏の青空に映えて綺麗です。
木の幹がツルツルしていて、サルも滑るから「さるすべり」という名前がついたと記憶しているのですが、どうなんでしょう?という訳でちょっと検索。
サルスベリはミソハギ科・サルスベリ属に分類される落葉性の高木です。江戸時代から花木として親しまれてきました。樹高2~10mほどに生長し、つやのある濃い緑色の葉っぱを互い違いに生やします。樹皮が白く、なめらかな手触りをしていることが特徴です。花びらの縮れた小さな花がまとまって穂のように咲き、夏から秋まで美しい花姿が楽しめます。
百日紅という名前の由来
サルスベリの別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」は、朝鮮半島の悲しい恋物語に由来しています。昔、旅をしていた王子が竜神を退治し、生贄にされていた娘を助けました。二人は恋人となり、100日後に再会するという約束を交わしますが、娘は約束の日を目前に他界してしまいます。その後娘のお墓から紅色の花が咲く木が1本生えてきたことから、村人たちはこの木を「百日紅」と名づけたそうです。
サルスベリ(猿滑)という名前の由来
和名のサルスベリ(猿滑)は、猿も滑って落ちてしまうほどツルツルの樹皮の様子によるものです。